Militaryの奥深さ。

ファッションを語る上には、数多くのスタイルがあります。

・軽装、肩に力が入らず堅苦しくないカジュアルスタイル。

・デニムやトレーナー、スタジャンなどをメインにしたアメカジ。

・機能性の高いアウトドア系を取り入れる

その他にも、モード、ストリート、トラッドなど、数多のファッションスタイルが生まれてきました。

そしてもう一つ。

軍服のテイストを取り入れたミリタリーファッション。

ミリタリーは聞いたことがあるが何がいいのか?

どういうアイテムなのか?

そう言った声もあるようなので、今回はミリタリーについて注目をしてみようかと思います。

Military(ミリタリー)

そもそもミリタリーとは、「軍隊の」という意味合いが含まれており、

軍服っぽいテイストが入っているファッションのことを、ミリタリーファッションと呼びます。

ディテールに軍服テイストを取り入れた既成品を着こなすこともその一部。

本来別のところで使われていたものが、現代では普段着として利用されています。

ミリタリーアイテムにもベースとされるものが下記の3つ。

Army(アーミー)…陸軍

Navy(ネイビー)…海軍

Air Forse(エアフォース)…空軍

またそこからアメリカ、ドイツなど、国ごとに軍服も異なってくるのです。

それぞれの国の特色があるのが、ミリタリーファッションの面白さ、奥深さ、ハマるポイントです。

今ではスタイルの主流となっている、

カーディガン,トレンチコート,Pコート,チノパンツ,カーゴパンツ

実は知らず知らずに着ていた軍服発祥の服なのです。

“じゃあ、そもそもなぜ軍服テイストのアイテムをファッションに取り入れるようになったのか?”

ミリタリーがファッションになったと言われているのが1960年代。

ロンドンのMODSの子供達がスーツ姿にM-51を合わせたのが始まりだと言われています。

“MODS(モッズ)”

モダーンズ(MODERNS)の略称

1950年代後半から60年代中頃にかけて、イギリスで流行した音楽やファッションのライフスタイル。

M-51を着ていた理由としては、大切なスーツを汚したくないからだという説がある。

そして後にM-51はモッズコートと呼ばれるようになりました。

ここまでどうでしょうか?

まずミリタリーについて少しは理解して頂けたかと。

ここ数年でファッションとして浸透しミリタリーファッションはファッションの1カテゴリーとして確立したのです。

戦場での機能性を重視して開発されてきた軍服は実用性が高く、

古くから普段着として一般の間でも人気があり着用されていたのです。

そしてここからがこの記事の本番。

先程モッズについてチラッと出てきたM-51″ですが、

実はBINにも、イカした”M-51″がいるんです。

THE NERDYS / Boa M-51

BOAを前面に押し出したM51タイプのコート。

男女兼用で着用できるユニセックス品番。

M51のリアルサイズにこだわり、ボリュームのある本格的な軍服を表現しています。

M-51 モッズコート

M-51「モッズコート」として知られている軍用パーカは、狭義には1950年代に採用された米国地上軍の極寒防寒衣料の51年型モデルを指します。

そして注目して頂きたいのは、ただのミリタリーベースのアウターではないことです。

「ミリタリーアイテムはカーキカラーであり、何となくそれっぽい見た目であればそれでいいのでは?」

「安価で良いものもある。」そう思われることでしょう。

少々敵に回すような言い方かもしれませんが、

それではただの”ミリタリーっぽいアイテム”です。

当時の物をリスペクトしながらも現代でも扱えるようにアレンジを加えたデザイン。見た目だけでなく内装やディテールに、とことんこだわった物を手に入れるべきなのではないかと強くお伝えしたいのです。

THE NERDYS Boa M51のこだわり

中で見るのはアウトドアライクなボアアウターばかりで、なんだかちょっと物足りない。

だからこそ柔らかく、繊維の長いフリースを外側前面に使用したM51コートは良いですね。

しかしながらフリースの弱点は風抜けをしてまうこと。

そんな弱点をカバーするため、内側にはナイロン生地を全面に施しています。

M51は本来薄い生地で作らているため、

今作はボア素材である上に総裏仕様。フリースの弱点である風抜けに関しても心配無用。

本当に暖かいので、これ1着あれば寒い冬も越せちゃいます。

光沢感のあるナイロン生地が美しく、表のフリースと表情が異なる感じもまたいい。

フードや裾にはドローコードを配備。

ドローコードを結ぶことでスタイルの変化、更には風の侵入を防止。

これだけ備えてあれば長い冬もへっちゃら。

肩から腕にかけて、他にも肩ラインや腰部分、フードにもアクセントにもなるステッチを施しています。

随所に見られる、別地、テープ使いが本格的なミリタリーの雰囲気を高めてくれます。

少し大きめのポケットですので、財布やスマートフォンなどを簡単に収納可能。内ポケットも配備。

冬に必ずやってくる会社や友人との忘年会や新年会。

大事な貴重品はしっかりとポケットに入れておけば、寒い日の集まりは問題なし。

そしてファスナーにはオールドアメリカンを使用。

この無骨さがミリタリーファンには堪らないはずです、、

などとかなりの魅力の詰まった本格的なアウターです。

流行を意識したビッグシルエットではなく、

当時のリアルサイズを意識して作られたボリュームのあるシルエット。

ボアの新鮮さと、羽織った時のいい意味での野暮ったさが絶妙なミックス感のある仕上がり。

細身のパンツで綺麗に着こなす、全身オーバーサイズでラフに羽織る…

スタイリングの幅も広がり冬のお洒落をより楽しいものにしてくれるはず。

この記事を読んで頂いて、少しはミリタリーの魅力を伝えられたのではないでしょうか?

なぜ多くの人がミリタリーを愛するのか、、

そこには戦場という舞台で戦い、生き抜くための確かな機能性。

虜になる、奥深いデザインがあるからこそ愛されているのです。

ミリタリーを愛する人、そしてこれから愛する人。

「そんな方々にBoa M51を勧めたい。」

BIN Written by: