discription

1940年代に「オメガ」が手掛けた腕時計。 オメガの歴史は1848年にルイ・ブランがラ・ショー=ド=フォンで創設した小さな時計工場にまでさかのぼります。 その後、ルイの息子が工場を受け継ぎ、より近代化した生産体制を武器にルイ・ブラン&フレール(Louis Brandt & Frere)をビエンヌに設立、1894年に完成させた革新的なムーブメントは、究極を意味するギリシャ語のアルファベットから「オメガ」と名付けられ、その後1903年より社名も「オメガ」と変更し再出発することになります。 端整な文字盤デザイン、質実剛健なステンレススチールケース、いずれもスタイリッシュに仕上げられたハンサムなルックス。1940年代に「オメガ」が手掛けたこちらの腕時計は、小振りながら力強さを感じさせる魅力的な1本です。 インパクトのあるアラビア全数字の夜行インデックス、クロノグラフを思わせるテール付きのセンターセコンドといった、ミリタリーテイスト溢れる意匠がふんだんに用いられ、全体の存在感の強さを際立てせています。 比較的防水性の高いスクリューバックケースも魅力のひとつ。 ムーブメントは角型名機R17.8SC。スモールセコンドモデルのR17.8に出車を追加されたセンターセコンドモデルで直線的なブリッジのデザインが特徴的。 15石から17石へチューンアップされているほか、穴石のルビーもやや大きめに彩られています。